【レポート】シンポジウム「水産未来2025」開催 Vol.3（第二部）

2025年3月3日(月)に株式会社UMITO Partners・株式会社水産経済新聞社共催シンポジウム「水産未来2025〜未来を創る連携とヒント〜」を海運クラブ（東京都千代田区平河町）で開催しました。

多様な視点から「価値の再構築」や「担い手のリアルな声」に触れた第一部 後半パートに続き、第二部の交流会の様子をご紹介します。

■第二部 懇親会

シンポジウム後の懇親会には、漁業者をはじめ、業界団体の幹部や国会議員など、多様な立場の関係者が参加しました。

冒頭では、水産経済新聞社 代表取締役社長・安成就三氏より、シンポジウム開催と参加者への謝意、後援・協賛各社および来賓の方々への御礼が述べられました。続いて、UMITO Partners 代表取締役・村上春二より、「加速する海洋変化に対応し明るい水産未来を実現するために、連携の促進剤となれるよう引き続き貢献していきたい」と挨拶があり、交流会がスタートしました。　

来賓代表として、自民党水産総合調査会 会長の小泉進次郎氏より「海洋国家の日本の力を総動員して皆さんと盛り上げていきたい」との力強いメッセージが贈られ、一部に続き、石破茂首相からのビデオメッセージが上映。国として持続可能な水産業に向けた課題意識と期待が語られました。

その後、JF全漁連 会長・坂本雅信氏からの祝辞（内田珠一専務による代読）、大日本水産会 会長・枝元真徹氏による乾杯のご発声と続き、懇親の時間へと移りました。

また、農林水産省 副大臣・滝波宏文氏、財務省 副大臣・横山信一氏、自民党水産部 会長・鈴木貴子氏をはじめ、各議員の方々からもご挨拶をいただきました。

会場では、シンポジウム登壇者と来場者の垣根を越えた活発な交流が広がり、政治家が漁業者一人ひとりの声に真剣に耳を傾ける様子も見られました。現場のリアルな課題や想いが、直接語られ、丁寧に受け止められる貴重な機会となりました。

会の最後には全国漁港漁場協会会長 髙吉晋吾会長より、中締めとして今回のシンポジウムのテーマでもある「連携」の大切さが語られ、交流会は温かい拍手とともに締めくくられました。

水産未来シンポジウム2025　政府および国会議員出席者：

■本人来場（スピーチあり）＝▽舞立昇治（参院農林水産委員長）▽滝波宏文（農林水産副大臣）▽庄子賢一（農林水産大臣政務官）▽山本佐知子（農林水産大臣政務官）▽横山信一（財務副大臣）▽小泉進次郎（自民党水産総合調査会長）▽鈴木貴子（自民党水産部会長）▽藤井一博（参院議員、自民）▽川原田英世（衆院議員、立憲民主）

■本人来場（途中退室、スピーチなし）＝▽武部新（文部科学副大臣）▽進藤金日子（参院議員、自民）▽江島潔（参院議員、自民）▽若林洋平（参院議員、自民）▽西田昭二（衆院議員、自民）▽野間たけし（衆院議員、立憲民主）▽齋藤健（衆院議員、自民）▽山本啓介（参院議員、自民）▽金子容三（衆院議員、自民）

■秘書代理出席＝▽山下雄平（参院議員、自民）

■開催を受けて

本シンポジウムを通じて、藻場やサンゴ礁の保全などの漁業者による漁場保全や、そういった取り組みを応援する流通・金融・行政の取り組み、国産水産物の価値向上、若手漁業者の挑戦や漁業者同士の協力など、水産業の新たな価値創出に向けた多様な視点と連携の可能性が提示されました。UMITO Partnersでは、今後もこのような業界を超えた対話の機会を通じて、ウミとヒトのポジティブな関係づくりに資する漁業の持続性や水産業の生業に貢献したいと考えています。

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【レポート】シンポジウム「水産未来2025」開催 Vol.1（第一部 前半）
【レポート】シンポジウム「水産未来2025」開催 Vol.2（第一部 後半）

イベント概要・登壇者情報はこちら：
【リリース】＜水産未来2025〜未来を創る連携とヒント〜＞受付開始！3月3日(月)開催

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【メディア掲載】シンポジウム「水産未来2025 ～未来を創る連携とヒント～」開催