2026年6月1日、株式会社UMITO Partnersは創立5周年を迎えました 。これを記念して、6月19日に日本橋の「SOIL Nihonbashi SLO」にて、私たちのパーパス「ウミとヒトの関係を、ポジティブにつなぎ直す」への共感を寄せてくださる皆さまをお招きし、5周年の記念イベントを開催しました 。

当日は、企業パートナー、漁業者、水産会社、メディア、行政、アカデミアなど、業界の垣根を超えて74名の皆さまにお集まりいただき、温かくも熱気に満ちた時間となりました 。

イベントのコンセプト「WE ARE THE NATURE」について

UMITO Partnersでは1周年、3周年の節目においては、海を取り巻く課題や解決策を多角的に知っていただくことを目的に、業界を跨いだトークセッションをイベントの中心に開催してきました。

2022/06/10:UMITO Partners 1周年イベント「Jam with the ocean」を開催 サステナブルな漁業をテーマにトークセッション  
2024/07/04:UMITO Partners 3周年イベント「Happy Ocean and People」を開催 「ウミとヒトのポジティブな関係」をテーマにトークセッション

5周年を迎えた今年、私たちはあえて意図的な「操作性」やプログラムによる枠組みを排し、「より自然体で集うこと」を選択しました 。壇上からセッションを届けるという一方向的な時間をなくし、参加者の方々が自発的に繋がり、偶発的に生まれる対話や関係性のなかに身を置く 。それ自体が、海に関心を寄せる多様な方達が集まる「生態系(Ecosystem)の豊かさ」そのものであり、その豊かさを五感で持ち帰っていただくことこそが、今回のテーマ「WE ARE THE NATURE」の体現であると考えたためです 。

当日のハイライト

離島・焼尻島の漁師によるウニの振る舞い

当日、自然と人の豊かな関係性を象徴するような北海道の離島・焼尻島(やぎしりとう)から駆けつけてくれたのは、昆布藻場の再生とウニの身入りの向上に挑む「北海道焼尻UNI-MOBA サステナブル漁業プロジェクト」の漁師さんたち。とれたてのウニをその場で殻ごと割り、ウニ漁師からみる藻場の再生の話を交えながら一人一人に振舞いました。

料理人・横山太郎氏によるスペシャルメニュー

お料理を担当してくれたのは、食を通じて自然と人を結ぶ料理人の横山太郎さんです。「ウミとヒトのポジティブな関係性をどう料理で表現するのか?」というコンセプトの部分から丁寧に聞き取り、海の回復や持続を目指す漁業者と消費者をつなぐシーフード、UMITO SEAFOODの魅力を引き出してくださいました。

【横山太郎さんプロフィール】  料理人。食を通じて、人・コミュニティ・自然をつなぐ場づくりに取り組んでいる。東京・渋谷神山町のビストロ、『Pignon』スーシェフを経て、2025年青山にオープンした『Night Market』立ち上げに参加。林業を通じた海と山の生態系への関わりや店舗監修、日本各地の土地や文化をテーマにしたポップアップレストラン「ROTABLE」の主宰など、食を軸に地域や自然との新たな接点を生み出している。

【WE ARE THE NATURE スペシャルメニュー】

  • 石鯛のマリネ、灰干ワカメ(山口県室津・室津イシダイ / 北海道焼尻島・奥野真人氏の灰干ワカメ)
  • 水蛸のマリネ、スモークペッパーソースと昆布デュカ(北海道苫前町・inakaBLUEのミズダコ / 北海道広尾町・保志漁業部の星屑昆布)
  • アイゴのスモーク、新ジャガとプラムのサラダ(山口県室津・室津アイゴ)
  • 黒大根餅と星屑昆布(北海道広尾町・保志漁業部の星屑昆布)
  • 真鯛、アサリとココナッツ出汁、岩海苔(山口県室津・室津マダイ / 北海道厚岸・カキキンのアサリ / 北海道焼尻島・奥野真人氏の岩海苔)
水蛸のマリネ、スモークペッパーソースと昆布デュカ(北海道苫前町・inakaBLUEのミズダコ / 北海道広尾町・保志漁業部の星屑昆布)(Photo by 株式会社WASARA)
真鯛、アサリとココナッツ出汁、岩海苔(山口県室津・室津マダイ / 北海道厚岸・カキキンのアサリ / 北海道焼尻島・奥野真人氏の岩海苔)

イベントにおける循環経済(Circular Economy)の実践

環境への配慮として呼びかけた「My カトラリー」の持参 。これに快く応じてくださった皆さまのおかげで、当日のゴミを大幅に削減することができました 。

さらに当日は、eleventh hourの深本南さんによるアルミカップのリユースや、「WASARA」さんによる100%土に還る紙の器のご提供をはじめ、SOIL Nihonbashiのネットワークから「edibleKAYABAEN」さんが紙皿のコンポスト(堆肥化)に伴走してくださるなど、多くの方の手を借りながら廃棄するゴミを極力減らした場作りを実現。協力いただいた皆様、ありがとうございました。

植物繊維から作られ90日で土に還る紙器(Photo by 株式会社WASARA)

感謝の気持ちを込めたお土産には、自然のリズムに寄り添い醸された白石酒造の焼酎と、お料理にも使用した北海道広尾で拾い昆布漁と昆布のアップサイクルに取り組む保志漁業部・保志さんの「星屑昆布」をご用意しました。ご自宅でも自然と人のポジティブな関係性を感じられるひとときになれば幸いです。

自然農法で作られた「白井酒造」の焼酎

最後に

当日集まってくださった方々をはじめ、設立よりこれまでUMITO Partnersの歩みを支え、ご支援をいただいた全ての皆さまに、一同心より感謝申し上げます 。

私たちは自然の一部として、複雑な海の課題に対し何ができるのか 。これからも皆さまと共に対話を重ね、一緒に模索しながら歩んでいけると嬉しく思います 。 今後とも変わらぬご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます

メディア掲載

2026/06/23 UMITOが5周年イベント 水産庁長官ら74人参加(みなと新聞)

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