持続可能な漁業の推進
山口県室津 定置網漁 サステナブル漁業プロジェクト
定置網における持続可能なモデルを構築、漁師の魂プロジェクト
概要
山口県上関町室津地区は、アマモなどの藻場が広がる豊かな漁場に恵まれた地域であり、古くから小型定置網漁業が営まれてきました。しかし近年、藻場の衰退や漁業者の減少、生態系の変化などにより、地域の漁業は持続可能性の危機に直面しています。こうした状況を受けて、山口県漁業協同組合室津支店定置網部会と連携し、「山口県室津定置サステナブル漁業プロジェクト〜漁師の魂プロジェクト〜」が発足しました。
本プロジェクトでは、室津で重要な6魚種(イシダイ・マダイ・ヒラメ・クロダイ・コショウダイ・スズキ)を対象に、漁業者自らが漁獲データを記録・分析し、県と連携して資源評価を行い、放流サイズや漁獲方法の見直しを進めています。さらに、藻場を食害するアイゴなどの植食魚を積極的に漁獲することで、藻場の保全と生態系バランスの維持にも取り組んでいます。また、放流体験イベントや鮮魚販売、ブランディング・販路開拓などを通じて、地域とのつながりを強化し、魚の価値向上による収益性改善も目指しています。
UMITO Partnersは、プロジェクト設計や科学的アプローチの導入、関係者との合意形成、都市部への販路展開やPR活動の支援を行い、室津漁業の持続可能なモデル化を推進しています。今後は、室津で水揚げされた魚を「UMITO SEAFOOD」として首都圏の飲食店などに展開し、漁業者の収入向上を後押しするほか、漁業者向けのプラットフォーム「UMITOBA(ウミトバ)」を通じて、本プロジェクトのような取り組みを全国の漁業地域に発信。持続可能な漁業と環境回復を両立する先進的なモデルとして広げていきます。




プレスリリース
2025/05/29:山口県室津で新たな「サステナブル漁業プロジェクト」発足 「定置網自主的資源管理×藻場保全」で未来を拓け
レポート
2026/07/02:UMITO Partners 5周年イベント「WE ARE THE NATURE」を開催
2025/10/13:「海と漁師を語らう場”UMITOBA”〜生き物の繋がりと私たちにできること〜」を開催
メディア掲載
2025/10/28: 25年後には魚の数がゼロになる!? 若手漁師たちが訴える「いま日本の海で起きていること」(OCEANS)
2025/10/21: 資源回復へ現場の知見共有 UMITOイベントで漁業者ら(みなと新聞)
2025/10/13: 激変する海の現状共有 漁業者と料理人ら対話(週刊水産新聞)
2025/09/16: 「UMITOBA」オープン開催 漁師の思いを広く共有 UMITOPartners(日刊水産経済新聞)
2025/07/18: 広島で漁師、料理人と漁業を考えるイベント開催 UMITO Partners(日刊水産経済新聞)
2025/06/13: 小型定置網の自主管理へ UMITOが漁協とPJ 山口(みなと新聞)
2025/06/10: UMITOがJF山口とサステナブル漁業プロジェクト発足(日刊水産経済新聞)
2025/05/29: 山口県室津で新たな挑戦 「自主的資源管理×藻場保全」で漁業者自らが海の豊かさ守る(FISHERY JOURNAL)
事例情報
PARTNER
山口県漁業協同組合室津支店定置網部会
TARGETS
イシダイ・マダイ・ヒラメ・クロダイ・コショウダイ・スズキ/小型定置網漁業
AREA
山口県上関町室津地区
YEAR
2025~