お知らせ
9/17、代表・村上がGEF(地球環境ファシリティ)のカルロス総裁と意見交換

2025年9月17日(水)、UMITO Partners代表の村上は、IUCN日本委員会のメンバーと共に、地球環境ファシリティ(Global Environment Facility, GEF)のカルロス・マニュエル・ロドリゲス総裁と意見交換を行いました。
GEFは、世界各国の政府や団体の拠出金をもとに、気候変動や生物多様性の保全など地球規模の環境課題に取り組む国際的な基金です。カルロス総裁はこれまでコスタリカの環境大臣を務め、森林再生や脱炭素の取り組みを先導してきた国際的なリーダーで、2020年より総裁を務めています。
今回の会合は、欧米で環境政策に逆風が吹く中で、日本の役割がこれまで以上に期待されている状況を背景に行われました。意見交換では、「日本が生物多様性保全の分野でどう国際的に貢献できるか」「ネイチャー・ポジティブ(自然と共生し豊かさを増していく)社会に向けた課題や取り組み方」などをテーマに、活発な議論が交わされました。
カルロス総裁からは「GEFを通じた活動は日本国民の税金に支えられており、その成果や意義を広く市民に伝えていくことが大切だ」との発言がありました。また、民間企業の参画を促進するにあたり、どのような自然保護事業に資金を投じるべきかや拠出金の判断など、民間企業の懸念を軽減する仕組みづくりの重要性も共有されました。
UMITO Partnersは、今後も国際的な環境ファイナンスや自然保護の最新動向を踏まえつつ、持続可能な未来に向けた対話と実践を広げてまいります。
地球環境ファシリティについて
GEF(Global Environment Facility)は、世界各国の拠出金をもとに設立された国際的な基金です。開発途上国や新興国が地球規模の課題に取り組む際に必要となる「追加的な資金」を提供し、次のような分野を中心に活動を支援しています:
- 気候変動対策(温室効果ガス削減、再生可能エネルギーなど)
- 生物多様性の保全(絶滅危惧種や自然保護区の保護など)
- 土地劣化(森林破壊・砂漠化など)の抑制
- 国際水域や淡水域の持続可能な利用
- 化学物質・有害廃棄物の管理と削減
GEFには現在186カ国以上が参加しており、日本はアメリカに次ぐ拠出国の一つとして、国際的に重要な役割を果たしています。
開催概要
日時:2025年9月17日(水)13:00〜14:00
場所:日本自然保護協会 会議室(東京都・対面開催)
詳細:IUCN日本委員会主催、GEF総裁と日本の自然保護に取り組む団体の意見交換会