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2023/12/06

【お知らせ】環境省「生物多様性のための30by30アライアンス」への参加について

2023年10月、環境省が主導する取り組み「生物多様性のための30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」にUMITO Partnersが参加しました。2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)という目標に向けて、さらなる活動を重ねていきます。

「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」とは?

30by30は、生物多様性の損失を食い止め、回復させるため、2030年までに陸と海の30%以上を保全するという国際的な目標です。2022年12月に国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択され、日本を含むG7各国ではそれに先立ち2021年にこの目標をそれぞれの国で目指すことを表明しました。

30by30で指す保全地域とは、以下の二つからなります。
●保護地域(国立公園等)
●保護地域以外で生物多様性保全に資する地域(Other Effective area-based Conservation Measures:OECM)

日本では、現時点で陸域の20.5%、海域の13.3%が保護地域と位置付けられています。
この海の13.3%のうち2%は、沿岸域で全国各地域の漁業協同組合が管理する、共同漁業権が設定された区域であり、漁業者が保全の役割を担っています。 日本の沿岸域は、世界的にも生物多様性が非常に高く、そうした豊かな場所で日本の漁業者・養殖業者の9割が生業をたて、漁業生産の5割近くを賄っています。生物多様性は、漁業の持続可能性、そして私たちの食生活と直結する課題です。
様々な変化が起こりゆく今、漁業が担う生物多様性保全の役割がますます重要となってきます。

「30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」について

30by30目標達成のためには、さまざまな組織や個々人の力を結集してオールジャパンでの取り組みが求められます。 こうした取り組みを加速させるため、有志の企業・自治体・団体によって30by30アライアンスが発足しました。

UMITO Partnersはこれからも、生物多様性の保存・回復ならびに海と漁業のサステナビリティに貢献するため、活動を続けていきます。

30by30および「30by30アライアンス」について、詳しくは以下をご参照ください。
「生物多様性のための30by30アライアンス」 公式サイト(環境省)はこちら

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