概要

2022年の国際基準改訂により養殖業者がASC認証を取得・維持するためには「最終的にMSC認証(または同等の認証)を取得した餌が必要¹」になるなど、持続可能な飼料の使用が新たに求められるようになりました。これにより、飼料原材料の持続性の担保と確保が急務となっています。

また、長らく輸入飼料に依存してきた日本にとって、国産で持続可能な飼料を確保することは、環境保全と食料安全保障の両面で大きな課題です。

こうした背景を踏まえ、池下産業、浜平漁業、兼松、UMITO Partnersの4社は協働で、MSC認証の取得を目指すプロジェクトとして、2022年に「北海道マイワシサステナブル漁業プロジェクト」を開始しました。

当社では、漁獲データの記録を行うとともに、周辺生態系や環境への影響のモニタリング、水質検査など、科学的知見に基づいたサポートを実施。また、MSC認証取得に向けた漁業改善計画の策定も主導しています。

本プロジェクトは2024年にグッドデザイン賞を受賞し、社会的にも高く評価されています。

プロジェクトの背景

前例なきMSC認証取得を目指して。前人未踏のサステナブルな漁業への挑戦。

プレスリリース

2024/12/04:北海道マイワシ 大中型まき網漁業、MSC漁業認証 本審査入り – 持続可能な養殖業と飼料原材料の確保そして日本の競争力強化に向けて –

2024/10/21:<日本初!>UMITO Partnersと池下産業らのサステナブル漁業プロジェクト「北海道マイワシ漁業改善プロジェクト」が2024年グッドデザイン賞を受賞!

2022/08/02:兼松株式会社、池下産業株式会社及び株式会社浜平漁業と共に、MSC認証取得を目指した「北海道マイワシ漁業改善プロジェクト」開始

メディア掲載

2024/12/16:北海道マイワシ 大中型まき網漁業、MSC漁業認証 本審査入り

2024/11/20:「北海道マイワシ漁業改善プロジェクト」が2024年グッドデザイン賞を受賞 

2022/11/07:日本政策金融公庫の機関紙『AFCフォーラム』に、北海道マイワシ漁業改善プロジェクトの取り組みが掲載されました

2022/08/22:『Do well by doing good.』に「北海道マイワシ漁業改善プロジェクト」 が取り上げられました

事例情報

PARTNER
兼松株式会社
池下産業株式会社
株式会社浜平漁業

TARGET
マイワシ

AREA
北部太平洋

YEAR
2022~


¹ ASC Feed Standardの段階的評価(MSL)について
2022年に改定された新しい飼料基準では、飼料に使用される海洋由来原材料の持続可能性を段階的に評価する仕組みが導入された。対象は全魚由来の海洋原料(副産物は除外)。原料由来の多数派(50%以上)がどのカテゴリに該当するかでレベルを判定し、監査サイクルごとに少なくとも1段階の向上を求める。カテゴリは以下のとおり。
・カテゴリー1:MarinTrust Improver Programmeに参加し、Basic FIPとしてFisheryProgressにActive掲載
・カテゴリー2:MarinTrust(または同等)認証漁業由来+工場→ミルのMarinTrust CoCまたは同等の検証済みトレーサビリティ
・カテゴリー3:MarinTrust認定漁業由来に加え、Comprehensive FIPとしてFisheryProgressにActive掲載
・カテゴリー4:MSC(または同等)に基づくChain of Custody(CoC)由来

参照:日本語版 ASC飼料基準(付属資料 4)

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